光ファイバ

光信号を閉じ込め長距離にわたって伝送するための、石英ガラスで作られた細い管です。全反射という現象を利用して、光を屈折率の高いコアと呼ばれる領域に閉じ込める光導波路の一つです。従来、光ファイバは都市間や、海底ケーブルなど、長距離の通信に用いられてきましたが、近年、AIやクラウドサービスの展開に伴う、通信の需要増加により、データセンタ内などの短距離の通信にも用いられ始めています。

 信号の伝送路だけでなく、レーザや、光の偏光状態の制御など様々なファイバ型光デバイスも用いられています。

 当研究室では、各種の光信号伝送、処理、生成に用いることのできる、まったく新しい光ファイバや、それを用いたファイバデバイスの研究を行っています。